IBUKINGの育児日記

先天性心疾患で生まれた我が子の子育て日記

手術日以来の面会 12月4日(生後13日)

不思議な夢

目覚めると、いつも隣では妻が寝ていて、僕はコソコソと仕事に行く準備をするのだけれど、

 

今朝はその静けさではなく、なんだか騒がしい。

 

足音から、小さな子供が何人かいることがわかる。

おかしいな、、生まれたばかりの息子一人のはずなんだけど。

 

そんなことを布団の中で感じながら、ふと腕時計を見ると、2023年2月と表示されている。

 

 

ギョッとした。

まさか、え?

何度見ても2023年の文字。

 

慌てて妻に聞くと、1年半近くもも寝ていたらしい。

その間、子供を2人もうけたという。

 

まるまるその間、仕事を休んでいたという。

慌てて職場に確認をとなければと、家を出る。

 

なぜか途中に現れた家電量販店を訪れ、いきなり現れたアダルトコーナーにドキドキしながらいつの間にか本屋に変わっていた。

 

棚に置かれているのはどれもひとり親のエッセイだった。

 

そういえば妻は僕が寝ている間、どうやって家計をやりくりしていたんだろう。

1人で働きながら3人の面倒を見るのは不可能に違いない。。。

 

・・・

 

不可能に違いない。

 

やっと冷静な思考を取り戻し、目が覚めた。

 

隣では妻が搾乳していた。

子供が帰ってこなくても、数時間おきに乳を出さないといけない。

 

夢か現かの状態でまた眠りに落ちた。

 

面会

休日の面会は10:30からの30分に限定されている。

 

面会できるのは親片方のみなので、今日は僕が1人で向かう。

昨晩から冷凍していた乳を持って。

 

早めにと8時前に出発したが、幸いにも週末の環八は比較的流れていて、1時間20分ほどで病院に着くことができた。

 

近くのミニストップで朝食を食べて時間まで待つ。

 

10:00に家族待機ルームに入り、ちょっと早いので先に母乳だけ預ける。

 

10:30になり、ICUに入っている患者の家族が順番に呼び出される。

 

イブリンは最後だった。

 

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手術日以来の面会で、うるっとする。

 

ようがんばったねぇ。

 

順番に医師と看護師が説明してくれる間に頭を撫でたり、顔を拭いたりしてあげた。

 

こんにちはーと言われたので顔を拭きながら挨拶を返しながら状況説明にハイハイと答える。

 

ふと顔を上げると執刀医の和田先生だった!

わわ!ごめんなさい🙇‍♂️失礼をば。

 

先生直々に様子を伺ってくれている。

今日は手術がないのかな?

 

イブリンの前日に緊急の子が入り、1日ずれたが、その子が今大丈夫なのか聞いたところ、順調だそう。

良かった。

 

イブリンも順調に回復していて、週明けには起きてPICUに帰れるかもしれないとのこと。

ただ、最初は呼吸が苦しいかもしれないので人工呼吸器はまだつけたままになりそう。

 

鼻の穴が広がっちゃうね😂

 

眠っているイブリンの隣でシャカシャカを聞かせてあげる。

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胸の傷跡が痛々しいけど、もう少しだ頑張れ!

 

11:15になり、そろそろ出る時間ですと諭されて、後ろ髪を引かれる思いで退出。

 

また明日来るからね〜👋

 

12月5日(日) - 生後14日

また会いに来たよ〜

 

イブリンは足を曲げて寛いでいる。

 

昨日まではまったく微動だにしなかった顔も動いていて、むにゃむにゃしている!

麻酔がだんだん薄くなってきている模様。

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かわいいのう。

 

今日の午後には人工呼吸器を外してみるとのこと。

週明けにはPICUに戻れるといいねえ。

 

そしたら、お風呂に入れるね。