【見守りカメラ】Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tiltのレビュー
Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt
そろそろ赤ちゃん用の見守りカメラを買わねばと思い、いつもお世話になっているAnkerから1品を選択。
ちょうどブラックフライデーセールで3,370円と安くなっていたので衝動買い。
使ってみた感想
本当はEufyシリーズの一つとしてRobovacと同じあぷりで管理できたら嬉しかったが、
カメラはeufy Securityの専用アプリを使う。
アプリを入れてAnkerにアカウントを登録した後は、上のウェブサイトからいつでも映像を確認することができるようになる。
画面の様子
矢印ボタンでいつでもカメラの方向を変えることができるだけでなく、物体追跡機能があり、人やペット、物の移動を個別に指定し追跡のオンオフができる。
画面上の特定エリアを指定
さらに、画面上のエリアを指定してそこでの動きのみ検知する機能がある。
その他の機能
Alexaにも対応しているので、とっても使いやすい。
いまは販売が停止しているみたいなので、下記のカメラが代替しそう。
生後10日での手術 2021年12月1日(水)
昨晩
昨晩から激しい雨が降り始め、 午前3時ごろにはザァザァぶりで目が覚めてしまった。
それに加え、意味のわからない腹痛が襲う。 寒いわ、痛いわでそのまま6時に。
たぶん前の晩に食べたピザにタバスコかけまくってたのが悪かったな😢 好きなんだけどなータバスコ。。。
6:30に家を出る
家を出る頃には雨がさらに強くなって、道路が冠水する場所もでてくるんじゃないかレベルまで降っていた。
平日の朝はカンパチ沿いはトラックで溢れかえる、その上大雨ときてなかなかのノロノロコースだったが、 なんとか8:00に病院に到着。
手術前の面会
可愛いイブリンと20分ほど触れ合い、始めておむつも替えてあげる。 今の体重は3340gくらいとのこと。
生まれてから10日もたっているので、100gくらい増えるのかと思っていたが、確かに[ミルク -排泄]以上に増えることはないか。。。
一度面会待機室にて待機した後に、見送りの最後の面会。
がんばってね、一颯くん!!!!
ちょっと泣けてくる。
手術が終わるまで心が落ち着かないが、特にやれることもないので日記を書いたり、仕事のメールに返事を出したりして時間を過ごした。
家族の待機スペースには徐々に人が増えていき、大人の心不全で入院されている人の家族が来ていた。
たぶん赤ちゃんの手術は1日1件なので、僕たちだけだろう。
11:30
事務の方が来て、そろそろ手術が終わるとのこと。 体温を再度測定して、面会の準備を始める。
とここで、妻が搾乳しないとお胸がヤバいとのことでPICUのある5階へ行ってしまった。
12:00
和田先生から「無事終わりました、今は胸も閉じています。」と淡々とした結果報告を聞いて、ホッとした。
少しししてICUに案内される。 ちなみにICUには大人の患者も居るので、その中に赤ん坊が寝ている。
オペのチームが並んで見守る中、 ちょっと彼には大きすぎるベッドの中で、静かに目を閉じて寝ていた。
よく頑張った! こんな小さい体で、よく頑張ったよ。😭😭😭
彼の勇気への感謝と、手術をこなしてくれたチームへの感謝に、涙が溢れてくる。
触ったりしても良いとのことだったので、頭を撫でたり、小さい手を握ってあげた。
しばらくは麻酔で人工呼吸器による管理で、心臓に負担をかけないようにするそう。 心拍数はペースメーカーで140に保たれている。
酸素飽和度の100数値が目に入り、ホッとした。 手術前は90だったのが、今は健康体の血液だ。 僕で98くらい。
とにかく、今日はイブりんがよくがんばった日だった。 12/1は記念日になるだろう。
その後
今後ICUにいるイブりんには毎日9:00に両親のどちらかが面会に来る必要があるそう。 自分はまだ働いていて育児休暇は12月の末から取得予定なので、産後のダメージがまだまだ残っている妻が対応することになりそうだ。
車で1時間はきつい。
さしあたり今夜は妻だけ近くの調布アーバンホテルで待機し、緊急時に備えてくれる。
余談
そういえばアマゾンでいろいろ買っておこうと思って、
「乳首」
で検索
すると、、、
まぁ、そうなるわな。
😂
とりあえず購入・・・
手術日が決まる
総肺静脈還流異常症
胎児の時から総肺静脈還流異常症と診断されて、生後まもなくの手術が必要であることがわかっていた。
産まれた次の日の CT検査では総肺静脈還流異常症のIa+Ibの混合型であることがわかった。
ただ、Ibの余計に発生した静脈は些細な血管であるため、特にいじる必要がないそうだ。
問題Iaの方で、徐々に垂直静脈が狭窄を始めていた。
ついに手術日が決まり、11/30となった。
11月26日榊原記念病院にて手術計画の説明を受ける
13:00から説明を受ける予定だったが、こちらの勘違いで9:00にいなければならないと思い込み気合を入れて朝から出発。
ついたはいいが結局どこかで時間を潰さないといけない。 仕方なしに近所の調布飛行場に遊びに行った。
調布飛行場は意外にも10分おきくらいに何かしらのプレーンやヘリコプターが発着していて、飽きなかった。
駐車場は1時間100円、1日最大1000円とリーズナブル。 隣に公園もあり、子連れにはもってこいだと思う。
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13:00になったが、午前中から行っている別の手術が長引いているらしい。
今日は説明を受けた後、イブりんの沐浴などをさせてもらえるかもしれない。 早く会いたいじょー。 シャカシャカおもちゃをもってきたのだ。
↓似たようなやつ。
待っている間に、妻が産声アルバムを持ってきた!
ボタンを押すと、産まれて初めての産声が再生できる。 電池も交換可能なのでイブりんが大人になった時でも聴かせてあげられるから安心😃
妻のラインによれば黄担がでてきたので日光浴をさせるとかさせないとか。
執刀医の話
午前中から続いていた手術が長引いたらしく午後4時近くになってやっと執刀医との面談が行われた。
執刀医は和田先生と言う方で、以前は高橋先生がメインだったが今はほぼ引退されているようだ。
基本的にこれまで聞いた話からは変わらず、総肺静脈還流異常症のIaを左心房につなげることになる。
CT scanの結果を3Dのカラーデータでパソコンでぐりぐりしながら説明するのを見るとすごく理解しやすかった。
また人工心肺の使用によるリスクなどの話を聞いた。場合によっては脳梗塞を起こし、知能障害をもたらす可能性もある。だからといって手術をしないと言う選択肢は無いのでここは何も起こらないことを祈るしかない。
ただ、さすがの榊原記念病院であっても、総肺静脈還流異常症の手術実績は15例ほど。 とは言え割とシンプルな構造の異常らしく、手術自体はそんなに難しいわけでは無いような印象であった。
話の中で驚いたのが、場合によっては胸を開いたまま集中治療室で待機をすることもあるということだ。 興味本位でその場合は心臓がカピカピになったり、感染症にかからないのか聞いてみたのだがそこはうまく保護するそうで。
しかし、胸を開かれたまま放置されるのってどういう感じなんだろう。
面談が終わった後、しばしば我が子と面会しミルクを与えた。1日に与える量が決まっているらしく途中で飲むのをやめて寝ちゃったとしても、ちょっと無理にでも起こして飲ませ続ける必要があった。
ミルクを飲み切った後は僕の腕の中ですっかり寝てしまいこの寝顔がとってもかわいい。
息子と対面した後は、麻酔科の先生がやってきて、手術中に起きる麻酔のリスクについて、説明された。今日説明を受けたこと全てに同意書がありこれにサインをして手術が行われる。
究極的なことを言えば、手術には誠心誠意を尽くすが、途中で何かあったり、死んでも文句は言わない、、、ということになる。 とりあえず死なないことを祈るしかない。
あと人工心肺を用いるときに鼻からチューブを通すので、片方の鼻の穴が大きく開いたままになるらしい。集中治療室の看護師に聞いたところ、あまりにも長い間チューブを通された場合は、左右の鼻の穴の大きさがちょっと違う状態で育つこともあるらしい。
すべての面談が終わり、18時ごろになってやっと帰路についた。
おまけで病院食。 妻によれば、お世辞にも美味しいとは言えないそう。
2021/11/27 黄疸の処理
UV照射かな? なぜこれで黄疸が消えるのかは不明、、、 ⇒紫外線ではなく、ただの青色LEDだった。
お産の費用とか、助成金とか
40万+20万+15万
最初の40万+20万は病院の定額料金である。 他の病院と比べてやや高め?
内、20万円は事前に保証金として支払っているので、追加分40万円が必要になる。
また、15万円は無痛分娩等に生じた費用である。
国から貰える出産育児一時金は子ども1人につき42万円もらえるため、だいたい35万円程が自己負担額になる。
トホホのほ。
これからいろんなことにお金が飛んでいくので、もらえる助成金は全部ちゃんと申請しておこう。
児童手当金
・提出期限:出生日の翌日からなる早で ・提出先:現住所の市区町村役場(公務員の方は勤務先で申請)
児童手当金は、0歳から中学校卒業までの児童を養育している人に支給される手当金。子供の年齢によって支給額が変あわる。
ただし、出生日が月末に近い場合などやむを得ない事情で月末までに手続きができなかった場合には、申請日が翌月になっても出生日の翌日から15日以内であれば、申請月分から支給される。 支給は6月・10月・2月に前月までの4ヶ月分ずつ。 あらかじめ記入できるところまで書き込んでおき、出生届と同時に出せば最短で手続きできることに。 申請が遅れると、その分の手当を受けられなくなることがあるのでご注意を。
《支給額=子供1人あたりの月額》 ・3歳未満 → 一律15,000円 ・3歳以上~中学卒業 → 10,000円(第3子以降は15,000円) ※子供の養育人数ごとに所得制限がある。 所得制限を超える世帯:月額一律5,000円
医療費助成
基本的な考え方として、医療保険適用で3割負担のところを、残りの3割分支給してくれて実質無料になるやつ。 窓口で申請して、B6くらいの紙のカードをもらい、保険証とともに医療機関に提出する。 紙とかマージで勘弁してくれ。
原則として、申請した月の翌月分から支給を受けることができ、話を聞くところによると5年間くらいは有効なので後でまとめてやってもOK。 ただし、領収書は月単位で紙に貼り付ける必要があるので超面倒。DXしてくれやホンマに。
今日はミルクがこれだけでたらしい。だんだん血の色がなくなってきてる! がんばれ。
出産後初の妻と2人で我が子に面会
出産から2日経った妻はまだ股が痛いらしく、 車椅子での移動だった。
2人で一緒にPICUに行き、 我が子と初の3人で対面。
今はミルクを飲んでぐっすり寝ている模様。
幸いにも、チアノーゼは発症しておらず、むしろ怒りで顔が赤くなった時のような血色の良さを見せていた。ちょっと安心。
しばらく抱かせてもらう。 可愛いなぁ。
なんともいえぬ幸せ成分が脳内に溢れる。 ずっとここで我が子を抱いていたい。
しかし新型コロナウイルス対策の関係から、1時間ほどで退出を迫られる。
後ろ髪を引かれる思いとはこのことで、しぶしぶ引き上げた。
妻に母子手帳を返して、今日はさようなら。
次に会えるのは日曜日になるだろう。
2021年11月22日 - 市役所へ出生届を提出
昨晩の出産の後僕は家に帰った。
すぐに出生届を提出したかったが、病院から出生診断書を。 入手するのを忘れていた。
このため仕事を午前中に休み、 車を1時間転がし病院まで行き、 出生診断書と母子手帳受け取ってまた帰った。 家から病院までが遠いと本当に辛い。
すぐに市役所へ向かい出生届を提出。 この時、たくさんの書類に手書きで名前を書かされ、辟易した。 いつまでアナログやねん。
と、余計な怒りを抱えたまま適当に記入していたら、子供の名前の蘭に自分の名前を書いてしまった。
自分の生年月日の欄に子供の生年月日を書いてしまった。
いかんいかん。
ぐちゃぐちゃに二重線がはいった書類を提出する。
無事受理される。
この後、そのままネウボラ課へ行き、児童手当金と子供の医療費助成制度に関する手続きを済ませる。 ここでもこれ本当に必要なのかレベルで何度も名前を書かされる。 一回書けばわかるやろに。
この後、保育サポート課で我が子の心臓病について理解してくれている保健師に挨拶していこうと思ったがあいにくのおやすみ。 その上司がでてきて、状況を共有した。
その後、申請している保育園の申込書を上書きして一旦終了。
午前休だけだと思ったが、午後出社は間に合わない・・・でも仕事はたくさん抱えてしまっているので、このまま出社して作業しよう・・・とほほのほ。
出生後のワクチン接種スケジュール
これからシナジスの注射をするお子さんをお持ちの親御さんへという冊子がわかりやすかったので紹介。
めっちゃ予防接種あるやん。
2021年11月21日(39週4日目)〜長男の誕生〜
前日
そろそろ家に赤ちゃんを迎える準備をしておきたくなり(手術後1ヶ月以上先の話になるけども)、ベビーベッドをこしらえてみた。
いわゆるベビーベッドではなく、キャンプ用のワゴンを活用した。
これにはタイヤもついているし、ちょうど良い大きさだし、畳めるし、用が済めばアウトドアやお出かけにもってこいの代物だ。
幼児の散歩にも使えるかもしれない。(よく道端でみかける保育園の集団散歩みたいなやつ)
・・・
・・・
AM6:20
爽やかな日曜の早朝に携帯がブーブーなる。
ちょうど6:30に起きて出社する予定だった(仕事が忙しい・・・)
のでこれはちょうど良い目覚ましになったと、ラインを開くと、妻から「破水した」とのメッセージが。
こりゃ大変だ!仕事してる場合じゃない!
慌てて飛び起きて病院へ向かう準備を始める。
病院へ着くと、無痛分娩用の麻酔を絶賛挿入中で、PCR検査を済ませてからやっと立ち合いができるとのこと、、、
PCR検査の結果を待っている間、僕は何もできずにただスマホの画面を眺めていた。
ちょっと慌ただしく家を出過ぎて、仕事のPCも小説もスマホの充電器も置いてきてしまった。 普段こんなことありえないんだけどな。
1時間ほどしてようやく分娩室に入室することができた。
妻はLDRの上で横たわっていたが、麻酔が効いているのか、陣痛でいたく苦しんでいるだろうという僕の予想を遥かに超えた平和な世界が目の前に広がっていた。
室内には看護師が選曲した落ち着く系ミュージックが流れている。
3分間隔くらいで陣痛が来るが、ちょっと痛いくらいで済んでいる。 無痛分娩でなかったら、痛みで泣き叫んでいるのだろう・・・。
ちなみに日本人で初めて無痛分娩をおこなったのはあの与謝野晶子らしい。
https://core.ac.uk/download/pdf/236186797.pdf
助産師によれば昼くらいには生まれるだろうとのこと・・・
それまで暇すぎて、本当に何もすることがなく、ただただ陣痛の波がわかるグラフを見ながら2人で会話している感じで時間を過ごした。
12時がすぎ、なかなか本番にならない様子・・・
ついに助産師が夕方までかかりそうね〜という。
しまった、まともなご飯を持ってきていない。
いやいや、妻の方がもっと辛いことになっている時に 自分は何を考えているんだ。
いよいよ出産
14時くらいから、助産師がそろそろいきみましょうということで、本格的に 産む体制に入った。
陣痛が来る前に深呼吸で息を整え、胎児に酸素を十分に送る。 陣痛が来るたびにいきむ。休む。
これを繰り返し、妻は 麻酔で感覚が はっきりしない中で苦労している様子だった。
16時台には出しますからね〜と助産師。
ついにこれまで検診でお世話になってきた担当の医師も登場して、本当に 本当にそろそろ来るのだとわかった。
最後の一踏ん張り、ウーンと唸る妻の頭を支える。
16:43
3310gというでかい我が子が妻のお尻から出てきた。
僕の目からもいろんなものが出てきた。
この瞬間は、単純に妻への感謝しかなかった。
よくぞ、産んでくれてありがとう。
これまで自然妊娠が叶わず人工授精を繰り返し体外受精に入って 何度もあきらめかけてきた。 ついにつかんだチャンスに、切迫流産、切迫早産を乗り越えて産んでくれた妻へ、本当にありがとう。
そして一颯、ここまで本当によく頑張ったね。ママのお腹の中でたくさん大きくなったね。
外の世界は少し苦しいかもしれないけど、これから2人で一生懸命支えていくからね。
出産後
生まれた赤ちゃんは直ちにPICUに運ばれていった。 妻は会陰切開をされた後の処置に入っていたが、 保護している医者の手が。 真っ赤に染まりなかなか終わらない。
徐々にこれはただごとではないという感じで僕は部屋の外で待機するよう命じられた。
その間僕は すっかりペコペコになったお腹を満たすべくコンビニへ走った。 19時くらいにPICUから呼び出され、早速赤ちゃんのエコー診断結果を伝えてくれた。
家によると総肺静脈還流異常症のIa+Ibの混合型らしい。 余計な肺静脈が発生の段階でできていて、それが小さいため手が付けられないとのこと。 つまりは、手術によりIa側を心臓に結合しても、Ibの方の肺から取り込んだ新鮮な血流は静脈へ還流してしまう。
命に別状がないならそれでいいかと、楽天的に捉えてみる。
その後、PICUにいる我が子を抱かせてくれた。
なぜこんなにも可愛いのだろう。 えも言われぬ快感と愛おしさと心疾患への同情が込み上げてくる。
これからこの子を死ぬ気で守りたい。 適当な感情ではなく、父親としての覚悟がはっきりとそこにあった。
産科へもどりしばらく待機していると、
先生がやってきて結果を報告してくれた。 出血が激しく輸血を伴っていた。2Lは輸血をしたらしい。
なかなか危なかったね。。。
妻はぐったりした様子で血の気が引いた顔をしていた。
今日は本当にお疲れ様でした。
人生で一番最高の日!